PRODUCT

Simple IMRT Analysis について

3つの「SIMPLE

1.SIMPLE WORK

「Simple」なIMRT Patient QAの線量分布解析を実現します

2.SIMPLE MANAGE

「Simple」なユーザインターフェースにより、
快適な操作を実現します

3.SIMPLE UI

「Simple」に解析結果を管理することを実現します

Feature特徴

1

Optimal Selection法 *1

Optimal Selection法は、放射線治療などの分野で使用される線量分布の最適化手法です。その主な特徴は下記の通りです。


  • ・手動での非定量的なアイソセンター調整ではなく、定量的に最適なアイソセンターのX、Y、Z、Rotationを計算する。
  • ・計算されたX、Y、Z、Rotationの情報をもとに、アイソセンターアライメントエラーを計算および測定で検出する。
  • ・3次元計画線量分布データを用いて、複数の2次元データを生成する。
  • ・ガンマ解析を使用して、Z方向で最も線量分布が一致する2次元データを選択する。
  • ・D解析を用いて、X、Y、Rotationで最も一致する位置を選択する。

  • *1 Tachibana H et al: Optimal Selection of Plane and Alignment Based on Quantitative Evaluation Using Three-Dimensional(3D) Dose Data for IMRT and VMAT Dosimetry. 54th AAPM meeting, 2012
  • 2

    Gradient解析 *2

    Gradient解析は計画誤差、計画線量分布の傾斜誤差、測定誤差を考慮した新しい評価法です。その主な特徴は下記の通りです。


  • ・位置誤差と線量誤差に有機的な繋がりを持たせた評価が可能
  • ・3次元計画線量分布データか、複数の連続した2次元線量分布データを利用して、任意の断面における線量分布およびその断面における線量勾配情報を算出
  • ・算出した線量勾配情報を利用することにより位置誤差に対応する線量誤差を評価することができ、許容される線量誤差および計算誤差・測定誤差を加味して、線量という単一単位で異常を検知する

  • *2 Ishikawa M et al: Feasibility study on assessing dose delivery QA with high dose gradient irradiation.31st Annual Meeting of European Society for Therapeutic Radiology and Oncology, 2012
  • 3

    IMRTガイドライン *3 *4
    やPalta *5 らの基準に対応

    当社の解析ツールはIMRTガイドラインやPaltaらの基準に対応しています。これにより、様々なガイドラインに従った解析が可能です。


  • *3 河内ら:強度変調放射線治療の線量検証法.医学物理,30,Sup.6,2010
  • *4 日本放射線腫瘍学会:強度変調放射線治療法における物理・技術的ガイドライン2011,2011
  • *5 Ezzell GA et al:IMRT commissioning:Multiple institution planning and dosimetry comparison, a report from AAPM Task Group 19. Med. Phys., 36, 5359-5373,2009
  • 4

    フィルム(Radiographic、Gafchromic)
    2次元検出器(PT Wseven29、I’mRT MatriXX、MapCheck)
    擬似3次元検出器(Delta4)に対応

  • ・Gafchromic Filmにて解析する場合
  • ・ed成分、Yellow成分、Blue成分、Red/ Blue成分の利用
  • ・スキャン画像を利用した平均雑音除去処理が可能
  • ・フラットベットスキャナの光源による不均一性の影響を低減する処理*6が可能

  • *6 Menegotti L et al:Radiochromic film dosimetry with flatbed scanners:A fast and accurate method for dose calibration and uniformity correction with single film exposure. Med. Phys., 35, 3078-3085,2008
  • 5

    解析結果を電子保存可能
    (PDF保存、患者ID、名前、解析パラメータなどを自動的に付加)

    Function List機能一覧

    DD解析

    DD解析

  • ・Cold&Hot評価(例:-3%~+3%)、絶対値評価(例:0%~+3%)の表示
  • ・線量域毎の平均DD値、Pass率、Cold Fail、Hot Failなどの統計情報の表示
  • ・ガイドライン*3.4、Palta*5らの基準に対応
  • DTA解析

    DTA解析

  • ・距離差(mm)の表示
  • ・線量域毎のPass率の表示
  • ガンマ解析(インデックス、アングル)

    ガンマ解析(インデックス、アングル)

  • ・ガンマインデックスの表示(線量域毎のPass率の表示)
  • ・ガンマアングルの表示
  • ・ガンマインデックスが線量差と距離差のどちらに依存しているかを表示
  • DD or DTA解析

    DD or DTA解析

  • ・DDの許容値かDTAの許容値のどちらかで達成できているかを表示
  • VTA解析

    VTA解析

  • ・距離差および方向を示す指標
  • ・オリジナル機能
  • 解析結果のPDF出力

    解析結果のPDF出力

  • ・解析結果をPDF形式で出力、電子的に保存可能
  • ・Isodose Curve、DD、DTA、ガンマ、DD or DTA、VTA、Gradientの情報が記載可能
  • ・解析結果の効率的および安全な管理